選挙
選挙の動向は予想通り、自民の圧勝。
最近の北朝鮮を見ていると、他の政党に万が一でも政権を握られたくない。自民党は外交面では抜群の安定感を誇る。もう少し余裕のある局面なら野党を、とも考えられるが今だけは安定政権で迅速な意思決定を期待したい。国民世論をストレートに表した結果だと思う。
モリカケ疑惑は少ないながらも議席を得た野党の人達に追求してもらえばよく、モリカケ疑惑の為だけに野党を進出させようとは思わない。
希望の党は、運営と政策でアマチュアな印象が強かった。大衆の機嫌を取るだけで現実的でない。民進党議員を選別したかどうかよりも、そっちが小池百合子の勢いを削いだ。国民はきちんとそういうところを見てるんですよ。
橋下徹が「政策よりも党の雰囲気で選ぶべき！」と微妙なことを言い始めたが、私は絶対に違うと思う。むしろ橋下さんも希望の党の党としての危うさから目を逸らさせる為に、そういう発言でフォローしたのかとすら思う。
昔の民主党のトラウマをまだ国民は忘れていない。党のマニフェストは各論で賛成、反対は別れるが、ちゃんと考えている党なのか人気を取りたいだけの党なのかということだけは見ないと、同じことを繰り返す。
橋下徹「公約なんかで政党を選ぶな！」 | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online
日本維新の会は希望の党に足を引っ張られた。政策、運用とも一番しっかりしているところだったのに、希望の党と同じ派閥に入ったことが非常に残念。実際、私はこの選挙が始まる前まではいつも維新に入れていた。今回も最初は維新か自民かで迷ってたんですが、希望の党と合流したので維新の支持をやめた。
今回の選挙で一番のダークフォースだったのが、立憲民主党。ダメで頼りないけど、どこか憎めないというポジションを得てしまったように感じる。結党時はダメダメ感が漂っていたのだけど、ダメダメ感を突き抜けて、何も考えたくない層の支持を得ているように感じる。前記の橋下徹のコメントに従うなら、こういう選び方になるというお手本のような例だろう。
