仕事は以前ほど辛くなくなった

去年の12月くらいまでは仕事を辞めたくて仕方がなかったのだが、今はその症状が大分収まっている。

変化は向こうからやってきた。まずは苦手な人が他部署に異動した。そして、そこそこ仕事に慣れ、成果を出せるようになってきた。また、周りのミスが相次ぎ、それまで私の不出来を野次ってた人も仕事のことで他人のことを言ってられなくなった。そんな感じで職場は少しずつ、私にとって過ごしやすい環境に変わっていった。

こうなってくると去年自分の書いた記事が恥ずかしく思えてくる。精神的に追い詰められると人はこうも変わってしまうのだなと思う。性格に難のある人をこれまで何人も見てきたが、そういう人達の心理も今は寛容に受け入れられ、良いところだけを見ることができる。人生の中で、私はいろんな立場に置かれる中、様々に学ぶことができた。

今も仕事を辞めたいかと言うと、さほど辞めたいとは思わない。が、今の職場での将来像は相変わらずぼんやりしている。やりたいことは朧げながらあって、それは転職前の職場でやっていた内容に近く、だから仕事内容を変えるために転職はしたいと思っている。

だが、転職先でまた同じように苦労するのかと思うと、尻込みしてしまう。人間関係や社内インフラの面で、絶対に同じような通過儀礼を味あわなければならない。折角やり過ごしたのにまたか…と思うと、自分のやりたいことなんか大した意味はないんじゃないか、このままつまらないなりに平和に過ごそうと思う自分がいる。