仕事の山は乗り切れた

転職すべきか留まるべきかを迷いながら、何とか留まって今がある。

去年の12月くらいに、プロジェクトの佳境にもかかわらず仕事をしたくない気持ちが最高潮になった。自分がいないと大きな迷惑を掛けることは分かりつつも、人間関係に耐え切れなかった。

しかし、その時に自分の興味のある分野の仕事をすることができ、転職を留まった。やはり自分は技術が好きであり、エンジニアという仕事が好きなのだと思った。

そこから先は少し持ち直して仕事に邁進した。幸いにも仕事はとても忙しかった。しかし、エンジニアというよりはほぼ生産管理の仕事だった。業務知識的に自分にしか出来ない内容だった為、やり切ったことに対して達成感はある。何とか責任は果たしたぞ、と。

今、その仕事がひと段落しようとしていて、また、転職すべきかどうかを考え始める自分がいる。

この一年と数ヶ月という期間、僕がしてきたのは何だったのだろうか? 仕事を右から左へ、誰かから誰かに、ひたすらバトンタッチするだけだった気がする。自分が生み出したと言える付加価値があまりに小さくて、この仕事を続けて得られるものがとても少ない。

かと言って何かクリエイティブな活動をするかと言えば、そんなにアクティブな性格ではない。課題は与えられたい。だが、今の部署でそのような都合の良い仕事があるかと言えば全く無いわけで、だから困っている。

もう一回転職しようかな、と思う。今よりも自分のやりたいことができる場所へ。