何年かぶりにネットカフェに泊まった話

何年かぶりにネットカフェに泊まった。利用したのは名古屋駅前のビッグカメラのすぐ近くの大型ネットカフェ。20代の時には長期連休のたびに使ったものだが、30中半の子持ちにして、また利用した。数年前は体力的にもう利用しないと思ったのに。

 

利用してみて思ったのは、予想外に快適だったこと。フラットブースというゴロンと横になれるブースを選んだのだが、普通に寝れた。シャワーは使う気になれなかったが、近くのドラッグストアで歯ブラシを買って歯を磨いたら、それなりに快適な夜を過ごせた。

加えてストレス解消にもなった。家族の痕跡の多い広い我が家よりも、狭くて一人きりという空間が思いの外、心地よかった。自分は一人が好きなのだと、つくづく思った。結婚も悪いものじゃないけど、刺激が強すぎるようだ。たまにこんな休息も楽しみたい。

 

驚いたのは過去と違い、今は各ブースにオープンな窓がついていたこと。これに気付かずにアダルトビデオを見まくっていた。若い女性店員はどんな気持ちでいたことやら。恥ずかしい。

あとは若い女性客が多かったことも驚いた。これは過去に泊まった際にも見かけたが、その率が増えた気がする。何かマスコミを賑わすような事件が起きるんじゃないかと思った。

 

自分含めて、ネットカフェに泊まる人間は、やはりどこかズレてると思うんですよね。安いことに価値を見出す人間は、高価なものに価値を見出す人間よりも、どこかがズレている。そう思います。

だから将来、ネットカフェを舞台に、性被害や爆弾テロなど色々と起こると思う。確実に。そうなったら僕ももう泊まれなくなるので、そうならないことを祈るのだが、三十数年間生きた第六感で分かる。事件は必ず起こると。