中国とのお付き合い

ウクライナ危機を見て、ロシアと同じく独裁で危険な国家である中国とのお付き合いを考えなければならないフェーズに我々はいるように思う。

彼の国も台湾侵攻という野心があり、これは戦前のロシアのウクライナに対するそれよりも、明らかな形で習近平から言われていたことだ。

今回のロシアのことがあって心変わりする可能性はあるものの、そう簡単に諦めるものではないだろう。

仮に台湾侵攻が起きた場合、西側諸国は中国に対してロシアのそれと同じ制裁を課さなければならない。

ロシア以上に経済的な結びつきの強い中国のデカップリングの影響を無視できる企業は一つもないだろう。

カップリングが致命傷となる企業の数は相当数に上るだろう。

中国企業とはあらかじめいつ別れても良いように依存度を下げるべきであろう。

ただ関係を完全に切ってしまえば、それは台湾侵攻を遮るものが何もなくなるので、あくまで依存度を下げる必要がある。

中国が仕入れ先であるなら、中国以外の第三国あるいは国内からの調達ルートを確保しておいたり、中国への販売依存が高いなら、中国以外の国への販売を増やす、など。

 

おりしも世界はコストプッシュのインフレ中であり、世の中が大きく変わろうとしている。

この中であれば、新たな仕入れ先や販路の開拓はむしろやり易いのかもしれない。顧客にしろベンダーにしろ、世界は新しいパートナーを求めている。自分がそうであるように。

頑張れ、日本のサラリーマン。