【ふるさと納税 '2018】感想①

佐賀県鹿島市 佐賀産牛・佐賀産豚の手作りギョーザ

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日持ちするというところに魅力を感じて申し込んだので、消費期限に追い立てられなかったのは良かったところ。実際、1パック12個入りで5パックもあるので、食べ終わるのに時間かかったし。

味は、ギョーザ好きの僕としては普通かやや低めの評価。まずくはない。だが、肉肉しく、具が少ない点がマイナス。僕は餃子の皮に対してパンパンに具が詰まっていて、肉汁があふれるようなタイプの餃子が好きなのだが、それとは逆だった。そういう点で期待外れだった。お肉は国産の良い肉を使ってるとは感じる。だが、調理でそれを活かしきれてないなと。せっかくの「手作り」と銘打ってるからにはその辺を頑張ってほしかった。

それから冷凍ギョーザ、調理がやや手間がかかる。焼くだけではあるが、調理方法が書いてないので料理音痴にとっては辛い。洗い物が増えるし、レンチンの方が良かったなー、と思った。返礼率を考えると、5パックで3000円相当の代物だし、それでレンチンは無いとは思うが、ホスピタリティが欲しかった。

徳島県鳴門市 SOYJOY

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SOYJOYを食べる習慣がなかったので、30本も頼むのは、かなり勇気のいる冒険だったのだが、予想外に良かった。

朝ご飯って毎日同じものだと飽きるし、パン一枚焼く気にもなれない日もあるんです。そういう時にこのSOYJOYがテーブルにあると、手軽に召し上がれる。

まさに食べず嫌いだったのだが、食感・味、ともに慣れるとSOYJOYは美味しい。すぐ飽きると思いきや、嫁も3割くらい消費したとは言え、完食できたのは飽きが来なかったからだ。それなりにブランドが付いてきた商品だが、習慣的に食べることで納得できた。

しかし、リピートで注文するかどうかと言えば微妙。やっぱり完食するまでに「頑張った」感はあって、もう一回「頑張る」のは辛い。一年は開けたいところ。

岐阜県各務原市 ウナギ

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ふるさと納税の定番、ウナギ。今年は岐阜県各務原市のものにした。確か一昨年は鹿児島のウナギを食べたのだが、その時と比べて大きさは半分くらいで、やや見劣りするなぁ、と思った。高級料亭っぽいところの商品なので、パッケージが豪華だったが、良い点はそのくらい。

味は普通に美味しかった。というか、ウナギはどこで買おうが美味くて、その評価は高級料亭でもあまり変わらないな、と。食べログでググったところ、このウナギ屋はそこまで高い評価でもないので、本当に美味しいところは違うのかも知れないが。

退職を決意

退職を決めた。一年半という短期間での退職となるが、今の会社に入ったことは失敗だったという判断だ。

 

失敗の最も大きな理由は、入社時の面接で背伸びし過ぎて、やりたくも無いことを出来るといい、出来ないことをやりたいと言ったこと。自分を偽ることは自分を不幸にすることを今回のことではっきりと分かった。

 

具体的には海外での活躍について。面接の場では積極的にやっていきたいと言っていた。社会はそういう人材を求めていることは知っていて、求められ続ける人になりたいと思っていた僕なので、それは本心だった。でも、これまでの人生のほとんどを日本で過ごしてきて、たった2回の海外旅行も言語と文化の違いにビクビクしていた自分だ。実際に打診を受けると、心底、拒絶していた。自分で自分のことを分かっていなかったのだ。

 

顧客との関わりについても同様。顧客に近い位置で働きたいと面接時に伝えたのは、社会がそういう人材を求めていると考えていたからだ。しかし、実際にそういう機会が来ると同じように拒絶した。そもそも僕はあるタイプの人と人間関係を築けない性質がある。それは好き嫌いがはっきりしていて押しの強いタイプの人だ。この種の人は往々にして職場に絶大な影響力を持つ。この種の人と、上手くやれない自分が、顧客と上手くやれるはずが無い。拒絶反応は全く妥当なものだった。

 

他にも細かいキャラクター設定で、社会が求める人材像を演じ続けた。入社後はそれらを完全に演じきる、それでしか今後のキャリアは開かないと思った。それは間違っていない。グローバルに活躍出来ない人材、マーケット感覚のない組織は今後確実に衰退する。特に私の関わるテクノロジーの分野ではそれが顕著だ。しかし、人間にはどう頑張っても、出来ないことがある。無理のある自分を演じ続けることは心身に大きな負担をかけ、結果、ちょっとした失敗で一気に体調を崩した。つまり持続性が無い。

 

また、入社時についたこれらの虚像から、会社が自分に期待するものが、本来自分が求めている生き方とかけ離れていることも自分を苦しめ続けた。今の会社の中では、その大きな矛盾から逃げられない。これが僕の退職する一番の理由である。

2018年ふるさと納税の記録

 

寄付先一覧

佐賀県 鹿島市 10,000円

B-86 佐賀産牛・佐賀産豚の手作りギョーザ 5パック

ギョーザ大好き。牛・豚入りということで旨そうだ。かつ、冷凍保存で良いと思った。

兵庫県 篠山市 14,000円

生とろろ・味とろろ詰め合せ(冷凍)

山芋のとろろは自分の一番の好物。これは冷凍で保存も効くのでGOODだと思った。夜食用。

徳島県 鳴門市 12,000円

B-14 SOYJOY 30本

朝ごはんや小腹が空いた時にちょうど良い、と思った。保存も効くし。

岐阜県 各務原市 10,000円

46 行列のできるうなぎ屋 岐阜鰻たむろ ”極”(ご自宅用 蒲焼き2尾)

これまでのふるさと納税、うなぎには一番満足している。今年も外せないアイテムだと思った。

ふるさと納税総括

2017年は仕事に全く余裕がなく、家庭もゴタゴタを抱えていたため、気づいたら20,000円しか行えなかった。これを反省して、2018年は時間が取れる今日、一気に寄付を行った。

また、これまで返礼率を重視してお得感のあるところを選んで寄付したのだが、それだと、時間がかかってしょうがないので、今回は気分で欲しいものを選んだ。

返礼率が高くても、食べきれなかったり、ポイント制のところだとポイントに端数が出て使いにくかったりで、いろいろあるので、欲しいものを選ぶのが一番良いのかな、というのが今の気分。

今回は計46,000円を行ったが、まだ枠が余っているので、それは今年の後半にやる予定。

前職と現職の比較

前職

 上長の責任感が強い。問題を未然に防ぐために適切なフォローを入れてくれる。しかしその分、甘えが生じる。問題を放置しても上が解決してくれるだろう、という甘えがある為、人間関係などで困難なことは目をつぶってしまいがち。

現職

 上長の責任感は希薄。相談には乗ってくれるが、基本的に問題が発生しても放置する為、問題が大きくなりやすい。部下を信頼しているのとは違い、部下にもとことん責任を取らせる、という考え方。甘えが無い分、自律的にはなれる。

 

前職

 能力が低い人に合わせて仕事が計画される。みんなを活躍させようという優しさ。しかし、組織全体の能力が低くなってしまう。

現職

 能力が高い人に合わせて仕事が計画される。その為、落ちこぼれはとことん落ちこぼれる。しかし組織としてはとても強い。

 

昇格試験、落ちた

昇格試験、落ちた。二次の面接試験で完璧な手応えを感じていて、こりゃ確実に受かったな、と思ってたら落ちた。

自分が感じた感覚と、面接官の抱く感覚が結構違うのだな、と思った。振り返って見て、正直に自分のことを話したのだが、それを見て実力が未達だと判断されたと思う。自分の強いところにフォーカスして話した。弱みについては正直に自分の課題だと話した。割と印象は良かったのではないかと思う。だが、ポテンシャルで合格にされるほど甘くはなく、落ちたのだ。

仕事に対してほとんど自信がなく、昇格の話が来たこと自体、嫌だった。それでも断らなかったのは自分の弱さだ。煽てられれば木に登ってしまい、大きな失敗をする。この歳になっても背伸びをしてしまうのが恥ずかしい。そうした自分に真っ当な評価をされて、今回のことはすごく安心した。初めて過大評価の檻から抜けることが出来たのではないか。これまで自己認識と社会からの認識のズレがこの先もずっと続くのかと不安しか無かったから。

 

文化に馴染めない問題について

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「文化に馴染めない」は非常に気持ちが分かるだけにそういう人が多いことに安心感を覚える。僕の今の職場はすんなり馴染んで活躍できる人が多いので、ひどく劣等感を覚えたものだ。

ここで前いた会社と今の会社の比較をしてみたい。前いた会社は縦割り組織だった。隣の部署の人に仕事を頼みにくく、必ず上司を通さなければならなかった。しかし、責任範囲が明確だったので、何をしなければいけないかがはっきりしていた。また、上司に面倒見のいい人が多かったので、曖昧なことでも方針を決めてくれた。

一方、今の会社は横の繋がりが強い。他部門に仕事を頼みやすく、そう簡単には断られない文化。頼まれることも多い。非常にやり易い文化ではある。しかし反面、周りを巻き込むことが当たり前な分、仕事に求められる成果が壮大なものとなる。会社としては良いのだが、働く個人としてはしんどく感じる。特に連日深夜残業して、コミュニケーション取るのが億劫な時、とても辛いし、うまくいかない。

そして仕事内容。前にいた会社は、設計で創意工夫を商品に反映させて、それが付加価値になっていた。取りうる手段が無限にあり、その中から最適なものを見つけることにやり甲斐が感じられた。一方の現職は、商品の設計での創意工夫は殆ど無い。言い換えれば、設計での付加価値が無い。ひたすらやらされるだけの仕事が多い。設計以外の周辺技術での工夫はあるが、前職の仕事と比べると地味で自由度も少ない。

あとは新卒と中途での扱われ方の違いもひしひしと感じる。新卒は我が子のように可愛がられるが、中途って養子みたいなもんで、冷たく言えば、労働力としてしか見られない。例をあげれば新卒はミスっても味方する人がいるし、すぐに挽回できる。中途にはそんな信頼関係は皆無でミスれば役立たずの烙印をポンと押され、一度傷ついた人間関係はなかなか修復出来ない。

仕事の山は乗り切れた

転職すべきか留まるべきかを迷いながら、何とか留まって今がある。

去年の12月くらいに、プロジェクトの佳境にもかかわらず仕事をしたくない気持ちが最高潮になった。自分がいないと大きな迷惑を掛けることは分かりつつも、人間関係に耐え切れなかった。

しかし、その時に自分の興味のある分野の仕事をすることができ、転職を留まった。やはり自分は技術が好きであり、エンジニアという仕事が好きなのだと思った。

そこから先は少し持ち直して仕事に邁進した。幸いにも仕事はとても忙しかった。しかし、エンジニアというよりはほぼ生産管理の仕事だった。業務知識的に自分にしか出来ない内容だった為、やり切ったことに対して達成感はある。何とか責任は果たしたぞ、と。

今、その仕事がひと段落しようとしていて、また、転職すべきかどうかを考え始める自分がいる。

この一年と数ヶ月という期間、僕がしてきたのは何だったのだろうか? 仕事を右から左へ、誰かから誰かに、ひたすらバトンタッチするだけだった気がする。自分が生み出したと言える付加価値があまりに小さくて、この仕事を続けて得られるものがとても少ない。

かと言って何かクリエイティブな活動をするかと言えば、そんなにアクティブな性格ではない。課題は与えられたい。だが、今の部署でそのような都合の良い仕事があるかと言えば全く無いわけで、だから困っている。

もう一回転職しようかな、と思う。今よりも自分のやりたいことができる場所へ。