保育士の給料は何故上がらないか?に対する回答

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そりゃ世間一般の母親に務まるのだから、誰でもできるは正解。今、保育士をやっている人は、保育士しか出来ない人だから、安い給与できつい仕事でもそこで働かざるを得ない。勿論、保育士は子供が好きっていうのが必要条件なのだが、その必要条件を満たす人はたくさんいますからね。

でも、保育士が誰でも出来ることと、保育士さんの給与が低いのは無関係。保育士の給与が低いのは、毎月の月謝が安すぎるから。自分の住んでいる自治体のホームページから認可保育園の月謝を見てみればいい。びっくりするほど安いから。僕はこの2倍は払ってもいいと思う。

保育園は貧富の差に対して、平等に開かれねばならないという思想に基づいて運営されている。国の社会保障から補助が出ており、それに依存しているのだから、当然といえば当然。低所得者の為に月謝をおいそれと上げることが出来ないんだろう。

でも、だったら高所得者だけでも月謝を上げればいいのでは?と思う。所得に応じて補助金をかえる自治体もあるのだが、まだまだ不十分。保育士の仕事はもっと価値のあるものと考えていい。高所得者への家計への負担を増やしたところで、需要は変わらないんだから、値上げをすればいい。値上げをすることで保育士の待遇が良くなり、保育士になりたい人も増え、保育園の数も増加するだろう。これが私のこの問題に対する提案だ。

 

あと、ホリエモンは効率化を進めるべきと言ってますが、保育における効率化とは何なんでしょうね。この辺、家庭で育児を経験した人間と、そうでない人間で感覚が分かれると思う。
子供の面倒を見るっていうのは子供のスピードに合わせるってこと。働く人の作業を効率化したところで全くの無意味。例えばウンコするタイミングは読めない。ウンコする前からオムツ変えても仕方ない。
会社の仕事は機械化出来ることがあって、それによって効率化が可能だけど、育児は人がやらざるを得ないことがほとんど。1つ1つの作業はものすごく簡単で専門性はないが、しかし常に人間的判断を要する。
仮にAIやセンサーがものすごーく発展すればロボットに任せられるようになるかも知れないですが、ロボットに預けたい親御さんがどれだけいるんでしょうね。いくら金が無くて、入れる保育園がなくても、ロボットに預けることは出来んでしょう。