新しい行動様式

新しい行動様式について、ソーシャルディスタンスがあるのだが、これ、かなり大きな社会的変化になるんじゃねぇか?と思っている。

 

例えば外食産業。

特に都心の商業ビルに入っているお店なんか、もろ三密。

客はこうした店には入らなくなるだろう。

また、リモートワークでターゲットとなるサラリーマンの数も減ってくる。

外食業は業態を変えなければならない。

いくつかシナリオが考えた。

 

・客単価を上げる

座席スペースの確保、顧客パイの減少のダブルパンチから客数減となる。

高すぎるテナント料を始めとした固定費を賄うために単価を上げざるを得ない。

しかし、不況で収入減となる中、値上げは受け入れられないので、多くの店に取り、このシナリオは詰みである。

しかし、数年耐え切れば、残存者メリットはあるだろう。

 

・郊外へ移転

生き残る為には土地の安い郊外に移転せざるを得ない。

郊外は土地面積あたりの賃料の削減が可能なので、座席スペースを確保することができる。

 

在宅勤務者の客数を当てにするので、コロナ時代だからこそ打てる手となる。

ただ、客数は全体として減少するだろう。

在宅勤務者は家で食べるのが多いと思うし、職場(自宅)からの移動時間、割高な値段を払ってまで食べるモチベーションがあまりない。

 

しかし、飲み会は自宅でとはいかないので、郊外のオープンスペースを利用した店舗などは良さそうである。

買い時について

もし私がタイミング投資法的なことをするのであれば、買い時は自粛解除のタイミングだと思う。

 

コロナショック以降、相場は異常状態で、悪材料が出れば上がり、好材料が出れば下がる、ということが続いている。

特に三月の第一次原油ショックが悪材料で下がった最期の例です。

なので、自粛解除が発表されれば、相場は一気に下がる可能性が高い。

 

不可解のようだが、理由は後付けでいくらでも出来る。

例えば、自粛解除に伴う、金融緩和の縮小観測。

そもそもコロナショック以降の株価は日銀の下支えで戻し過ぎている。

将来の不安要素が消えれば当然、日銀の買い入れペースも鈍化する可能性が高い。

 

あとは、在宅勤務で増加したデイトレーダー手じまい売り。

これは小型株限定の現象だと思う。

出勤して仕事を始めると、相場ばかり見てられないので、手じまいせざるを得ない。

 

とまあ、こんな感じで解除後は急落が発生すると思う。

しかし、この急落は一時的なもの。

自粛解除で視界良好になれば、業績相場に戻っていくと思います。

なので、コロナの影響を受けづらいビジネスを下がったところで買えばいいと思う。

岡村さん失言?

ナイナイ岡村さんの発言が炎上中。

「不況になれば美人がお嬢やります」とのこと。

 

昔から岡村さんの深夜ラジオを聞いてきた私からすると、この発言、何の違和感もなかったのだが、すごいバッシングですね。

同じように感じている人はすごく多いのではないか?

 

そもそも岡村さんは風俗オタクなのに勝手にクリーンなイメージを持たれていたようで、そのギャップがショックだと。

 

昔だったら深夜ラジオのこの種の発言って滅多に拾われることはなかった。

毎日、こういう調子の下ネタは言ってたので、今回の発言に眉をひそめるような人はそもそも聞いてないんですよ。

 

だけど、SNSが発展して、ギスギスした社会でもあり、意地悪なリスナーが世の中に広めてしまったんでしょうな。

 

嫌な世の中だこと。

やはり自粛延長

やはり自粛延長。

市場のコンセンサスなので、先物は急激に上がっている。

 

延長の発表と同時に出てくる経済対策がどんなものなのかをマーケットは気にしている。

やり尽くした感があるだけに、これまでと同規模の発表があれば何でもサプライズになる。

 

株価を上げる千載一遇のチャンスなので、政府もこのチャンスを活かして欲しいですね。

不況での教育費

私の子供の頃、日本では、不況で収入が細くなっても、教育費はケチらない文化がありました。

教育費は家計の中で聖域でした。

 

ただ、今はどうなのかは分からない。

というのは、バイトができずに大学を辞める学生がいる。

それも少なくない。一説によると6人に1人?

 

大学の学費は親が払うものだと思ってました。

というか、私の世代はそうでした。

もちろん、払えない世帯はいて(私がそうでした)、そういう人たちは奨学金や学費免除を使いました。

 

大学の学費は結構なインフレを続けている、と聞きますが、教育に金を使える世帯って少なくなってしまったのかも知れませんね。

というか、自分の子供が経済的な問題で大学を辞めるって言われた親御さんが一番かわいそうだな…。

インフレすんの?

ツイッターでインフレが話題。

全世界の空前絶後の金融緩和でお金を大量に供給すれば、お金自体の価値が下がりインフレが起こるだろう、と。

 

しかしインフレには金融緩和に加えて生産人口増加が必要です。

歴史的にインフレの起きた国はみんな人口増加の中にあった。

人口減少社会の日本でインフレが起こるのかは疑問。

 

消費意欲に乏しい高齢者は貯め込むばかりで、お金を積極的に使わない。

そのようにして需要が細いから、商品の価格は上がるどころか下がり続ける。

これが今までのアベノミクス中、日本で起きたことでした。

 

コロナ以前に、日本政府はそもそもインフレを起こしたくてしょうがないけど、起こせなかったのがここ10年の話なのです。

国債の負担を減らす、という強烈なモチベーションがあったにも関わらず出来なかった。

 

それも既に異次元の方法でやってきていた。

同じことをコロナショックでさらに過激にやっているが、単純にインフレに直結するとは思えないんですよねー。

最終的にはバブル

こんだけ金融緩和していたら最終的にはバブルっぽく株価は爆発する。

今回のバブルは、MMTバブルと呼ばれるでしょうね。

 

ただ今の株価は事業環境から考えると割高すぎるので、二番底が来る可能性が高い。

 

ということでヘッジ売りというのが賢い、と思います。

そのままバブルに直行〜っていう未来も考えられるので、キャッシュポジションを増やすのは愚策。

そして、最悪なのはショートオンリーでしょうね。

確率の低いギャンブルをやるようなもんです。

 

私は常時フルポジですが。