オリジン

「数字であそぼ」という漫画を読み、そういえば昔の自分は数学が大好きだったんだよな、ということを思い出した。

旧帝大の工学部卒を初めから目指していたわけではなくて、数学が好きで、かつ実家が貧乏(育った時代がバブル崩壊期)なので就職をしないと、ということで結果としてこうなった。

もし後者の経済状況の問題が無ければ、数学一筋で楽しく生きた未来もあったんじゃないかなーと、この漫画を読みながら思いました。

 

そうした思いを巡らせるうちに、人生に生きがいを見出せない日々を打破するには、この漫画の登場人物たちのように、数学の勉強をするのが良いのでは?と思い至り、東大の公開講座を見ています。

東京大学大学院数理科学研究科 数理ビデオアーカイブ

 

まずは合同式を見終わった。

前半はすごく簡単だったのに、後半にいくとビデオを止めて式を計算したり、資料の前のページに戻って理解を深めないと、分からなかったり、学生時代の勉強が楽しかったころを思い出しました。

あの頃、楽しいだけではダメで金になる実学を、ということで工学部のしかもハードウェアの分野に進んでしまったのだけど、数学の知識が役に立つ場面などほとんどなく、私の数学は消化不良のままです。

今一度、ライフワークとして数学に携わっていく、ということを今後もやっていきたいなぁ。

できれば大学に入りなおして学びなおしたい。夢が一つできたことは非常に嬉しい。